うつ病や適応障害、依存症など、心の健康に関する課題は誰もが直面しうる社会課題となり、医療機関だけでなく学校や企業、司法の現場でも、精神保健福祉士(PSW)へのニーズが広がっています。
「今の仕事を続けながら、精神保健福祉士を目指したい」と考えたとき、選択肢のひとつになるのが通信制大学です。
ただし、精神保健福祉士は社会福祉士と近い資格でありながら、実習の内容やダブルライセンスの目指し方など、確認しておくべき独自のポイントがあります。
本記事では、通信制大学で精神保健福祉士を目指す方に向けて、学校選びで見ておきたい5つの視点を解説します。
精神保健福祉士とは?活躍するフィールド
精神保健福祉士は、精神的な病気や障がいによって生活に困難を抱える方に対し、相談援助や社会復帰に向けた支援を行う国家資格です。「こころの健康」を専門的に支える福祉職として、次のような幅広いフィールドで活躍しています。
- 精神科病院・クリニックなどの医療機関
- 精神障害者支援施設や地域生活支援センター
- スクールソーシャルワーカーとしての教育現場
- 保護観察所や矯正施設など司法関係機関
- 企業のメンタルヘルス・EAP(従業員支援プログラム)関連部門
似た資格に社会福祉士がありますが、社会福祉士が高齢者・障がい者・子どもなど幅広い対象を支援するのに対し、精神保健福祉士は精神保健の分野に特化した専門性を持つ点が特徴です。
精神保健福祉士だからこそ知っておきたい実習の特徴
通信制大学での学びは、オンライン学習・スクーリング・実習という3つの要素で構成される点は社会福祉士と共通していますが、精神保健福祉士の場合、実習先が精神科病院や精神障害者支援施設など専門性の高い現場になる点が特徴です。
医療機関での実習では、患者さんのプライバシーや心理状態への配慮など、より繊細な対応力も求められます。
また、大学によっては、学生が自分で実習先を探す必要がなく、大学が提携する指定施設・機関を用意しているケースもあります。
すでに1年以上の相談援助業務の実務経験がある方や、養成課程で介護福祉士・精神保健福祉士の実習を履修済みの方は、実習が免除される場合もあるため、自分が対象になるかどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。
社会福祉士とのダブルライセンスは目指すべきか
精神保健福祉士を目指す方の中には、「社会福祉士も一緒に取得したい」と考える方も少なくありません。
ダブルライセンスを取得できれば、福祉分野全般の知識を持ちながら、精神保健という専門性もあわせ持つ人材として、就職やキャリアの選択肢を大きく広げられます。
一方で、ダブルライセンスを目指す場合、履修する単位数や、スクーリング・実習に参加する日数は両方の資格分が必要になるため、通常よりもハードなスケジュールになる点には注意が必要です。
1年次入学であればダブルライセンスを目指せても、編入学の場合はどちらか一方の資格取得に限られるケースもあります。仕事や家庭との両立を考えたうえで、無理のない計画を立てることが大切です。
通信制大学選びで確認したい5つのチェックポイント
国家試験の実績、実習の負担、ダブルライセンスへの対応、学費、オンライン学習の完結度という5つの視点から比較することで、自分に合った大学を見極めやすくなります。
①国家試験の合格率・対策コンテンツ
精神保健福祉士の国家試験合格率は、大学によって差があります。厚生労働省が発表する合格率データに加え、動画講義や過去問対策など、オンラインで受けられる国家試験対策コンテンツがどれだけ充実しているかも確認しましょう。
②実習免除の条件と実習先のサポート
実務経験による実習免除の対象になるかどうかは、学習計画を立てるうえで大きなポイントです。また、実習先を自分で探す必要があるのか、大学が提携施設を用意してくれるのかによって、負担は大きく変わります。
③ダブルライセンス(社会福祉士との同時取得)に対応しているか
将来的に社会福祉士とのダブルライセンスを考えている方は、1年次入学でダブルライセンスに対応しているか、その場合の学費やカリキュラムがどうなるかを事前に確認しておきましょう。
④学費と学費サポート制度
通信制大学の学費は、入学金・授業料に加えて、スクーリング費や実習関連費が発生する場合があります。総額でいくらかかるのかに加え、奨学金や学費サポート制度の有無もあわせて比較しましょう。
⑤オンライン学習の完結度とサポート体制
日々の学習をどこまでオンラインで完結できるかは、仕事や家庭と両立するうえで重要な要素です。あわせて、対面での交流が少ない分、孤立せず学び続けられる相談・サポート体制が整っているかどうかも確認しておきましょう。
東京通信大学が選ばれる理由
精神保健福祉士を通信制大学で目指す方の選択肢のひとつとしておすすめしたいのが、東京通信大学 人間福祉学部 精神保健福祉コースです。
- 通信制大学で国家試験合格率 全国No.1:2023〜2026年の厚生労働省発表資料をもとにした4年平均実績で、通信制大学の中で全国No.1の合格率を達成。2026年の合格者数でも、通信制を含む全国154校中7位という実績があります。
- 国家試験対策を無償でオンライン提供:国家試験を受験する学生に向けて、対策動画や過去問対策などの無償コンテンツを用意しています。
- 実習先は大学が用意、免除制度もあり:関東・関西・東海の指定施設・機関で実習を実施するため、学生自身が実習先を探す必要はありません。1年以上の相談援助業務の実務経験がある方などは、実習免除の対象になる場合もあります。
- 社会福祉士とのダブルライセンスにも対応:1年次入学であれば、4年間のカリキュラムの中で社会福祉士と精神保健福祉士、2つの国家試験受験資格の取得を目指すことができます。
- スマホ1台で学べるオンライン完結型の学習スタイル:1回15分程度の講義動画視聴と小テストを基本とした学習スタイルで、隙間時間を活用しながら学習を進められます。
- 福祉+ITスキルも同時に習得:文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に認定されており、福祉の専門知識に加えてデジタル技術を活用する力もアピールできます。
取得できる学位は「学士(人間福祉)」。精神保健福祉士(国家試験受験資格)に加え、社会福祉主事任用資格も取得でき、精神科医療機関のソーシャルワーカーやスクールソーシャルワーカー、精神障害者支援施設のソーシャルワーカー、司法関係機関のソーシャルワーカーなど、幅広いフィールドで活躍できる人材を育成しています。
まとめ
精神保健福祉士を通信制大学で目指す際は、社会福祉士と共通する学びの仕組みに加えて、実習先の専門性やダブルライセンスへの対応可否といった、精神保健福祉士ならではの視点も含めて比較することが大切です。
国家試験の合格実績、実習免除の条件、ダブルライセンス対応、学費、オンライン学習の完結度という5つのチェックポイントから、自分に合った大学を見極めましょう。
東京通信大学 人間福祉学部 精神保健福祉コースは、通信制大学で国家試験合格率全国No.1の実績と、大学提携施設での実習サポート、社会福祉士とのダブルライセンス対応を備えた進学先です。
心の健康を支える専門職を目指したい方は、ぜひ詳しい学びの内容もチェックしてみてください。
精神保健福祉コース

社会福祉専門職としての実務経験を持ち、精神保健領域の幅広い領域をカバーする教員が所属し、学生の学びをサポートしています。
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